1967-05-24 第55回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第3号
○国務大臣(剱木亨弘君) そういう研究所を必要とするかどうかという問題につきましては、先ほど局長からもお答えいたしましたように、ずいぶん学者の意見を聞きまして、そうしてそれが必要であるということになれば、その設置につきましては、私どもから見ますと、予算をとって大学に差し上げるという、そういう状況になるのでございまして、原子核そのものの研究をどうしようというような方針を私どもはきめるわけじゃございません
○国務大臣(剱木亨弘君) そういう研究所を必要とするかどうかという問題につきましては、先ほど局長からもお答えいたしましたように、ずいぶん学者の意見を聞きまして、そうしてそれが必要であるということになれば、その設置につきましては、私どもから見ますと、予算をとって大学に差し上げるという、そういう状況になるのでございまして、原子核そのものの研究をどうしようというような方針を私どもはきめるわけじゃございません
この物性理論といいますのは、この原子核そのものではなくして、それを除外しているわけではありませんけれども、むしろそういう原子全体として、あるいはそれが集まって分子になる、また結晶ができたり何かしていろいろなものができてくる。それでどういうものができてくるか。
○政府委員(稻田清助君) 東京大学の原子核研究所は原子核そのものの構造を中心として研究いたすわけでありまして、工業大学の方は原子力利用の基礎となります炉を建築構造する場合に、炉の材料はどうだというようなこと等を研究するわけでございます。一つは極微世界そのものの探究であり、一つはそれと関連は持ちまするけれども、利用面の基礎研究、こういう点で相当性質を異にいたしております。
外側の原子に関する問題、原子核そのものに関する問題と、二通りあるわけであります。外側の原子の問題は、たとえば化学的結合とか、つまり化合物をつくるとか、あるいはそれを分解するとかいう問題、あるいはスペクトルを出すとか、いろいろな問題があるわけです。今日原子爆彈以来、特に一般の注目を引いている問題は、原子核の問題であります。この原子核の問題が一番初め問題になりましたのは、結局放射性の問題であります。